こんにちは。ネタバレ記者のむー眠です。今回は2024年4月21日放送分を聴いた番組ファン代表として、内容メモとか感想とかを皆さんにシェアします!!
【4月21日分のネタバレ! by むー眠】
まずは、目黒教授が過去の防災を分かりやすく解説してくれるこのコーナーから!
1. 防災365
今回のクローズアップは…
●2015年4月25日ネパールの首都カトマンズ近くで起きた地震
についてです。
〜365メモ〜
◯ネパールは、以前から目黒先生が地震防災の立ち上げを支援している国。
○その始まりは1992~3年頃、タイでWSSIという活動を立ち上げ、アジアから将来を嘱望されている若者を集めて会議を行ったところから。
○その参加者から、各国の要人たちの地震防災意識の改革を行って欲しいという依頼を受ける→HLM(ハイレベルミーティング)活動
◯1994年、その活動の参加者の一人がネパールでNPO組織を立ち上げ、その組織がこのときの地震で活躍。補強活動を行った建物はほとんどが無傷だった。
○日本からも70人が派遣され、各国と合わせて四千数百人がサーチ&レスキューを行ったが、救うことができた生存者は非常に少なかった。
〜365の感想〜
本日は2015年のネパール地震のお話でした。ここでは目黒先生が以前より地震防災支援のための活動を行っていましたが、その参加者がNPOを立ち上げ地震に備えた建物の補強活動を行っており、地震で多数の死傷者が発生した中で対策した建物では被害がほとんど発生しなかったとのことです。やはり防災では普段からの備えが何より効果的な対策ということを再認識できました。
世界のあちこちで起こる地震のニュースを聴いていると、建物が壊れて下敷きになり亡くなる人の数が日本に比べて多いことが気になっていました。
それは日本の耐震技術が高いからだと思っていましたがそれだけではなく、放送を聴いて木造の建物は生存空間ができやすいが、石やレンガなどの建物は崩れやすく、また運よく空間に挟まれたとしても土埃で窒息しやすい、ということを知りました。
国によっていろいろな事情があり、数だけでは測れないものがあるんですね。
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次は、目黒教授とゲストの防災対談コーナー!
2. サンデー防災Open Lab
ゲストは、コミュニティFM局の防災番組「サロン・ド・防災」
企画プロデューサーの寿乃田正人さん。
今回は
●「サロン・ド・防災」は毎週日曜日、9:40から15分間放送している20年の歴史がある番組
●災害にあったらどうすればいいか、災害に遭う前に何をしたらよいのか、を防災の専門家や関係者にお話ししてもらうインタビュー形式の番組
●2010年に日本災害情報学会から「廣井賞」を受賞
●日曜日の朝、起きようかどうしようか迷っている時間帯に防災のノウハウが自然と耳に入ってくれば、抵抗なく防災の知識が身につくのではないか
●災害が起きた地域の災害情報をデータベース化できれば、他の地域でも検索して参考にすることができる。防災番組によるネットワーク作りが今後の目標
などのお話でした。
〜Labの感想〜
東京のローカルFMで20年にわたり防災番組を放送している寿乃田さんのお話でした。その番組では様々な防災の専門家をゲストに迎え災害への備えや被災時の対応などの為になるお話しを伺っていますが、今後は集めた情報を他の地域でも活用できるようデータベース化することを目指しているそうです。長年蓄えた防災に関する知見は何物にも代えがたい価値がありますが、それを将来のために有効活用できればさらに素晴らしいものになりますね。
やらなきゃ、やらなきゃと思っているのに、なかなか手を付けることができないひとつが防災対策のような気がします、、、
いざやろうと身構えると大変ですが、ラジオ番組なら手を動かしながらでも聞くことができて、その上でいつの間にか防災の知識が身についているのなら嬉しいですね。
【ラジオ「みんなのサンデー防災」リスナー代表の「むー眠」さんのリポートでした。ぜひラジオでもお楽しみください!…次回もお楽しみに!】
#みんなのサンデー防災