コミュニティFM大分析 #2【都道府県別にみるコミュニティFM】
- koshibatakashi
- 2024年12月23日
- 読了時間: 2分
更新日:3月2日

こんにちは。「コミュニティFM大図鑑」のコシバです。
2023年元日の放送を経て、同年4月から「コミュニティFM大分析」がスタートしました。
「大分析」はコシバが長年調査・収集した情報を分析して、目黒先生の解説と共に紹介していくコーナーです。
これまで個別の局について調査してきましたが、全体を俯瞰してコミュニティFM局の実態はどういう状況なのかを調べ、集めたデータを分類・分析をしていくと、その特徴が見えてきます。
それを共有することで、全国のコミュニティFM局の問題解決に役立てようというものです。
目黒先生は今までにもあまりないことで、社会的にも意義のある分析になると思うとおっしゃっていました。確かにそうだと思います。
2023年4月30日放送の「サンデー防災Open.Lab」では、都道府県別にデータを取って、いろいろと分析をしてみました。(データは2023年2月末時点のもの)
■都道府県別のコミュニティFM局数
最も多くコミュニティFMがある都道府県は北海道で27局。2番目はなんと沖縄県です(19局)。沖縄はラジオが好きな人が多く、県域の民放ラジオ局も複数ありますが、ラジオに参加する方も多いので共存できています。
一番多い北海道は、札幌市以外の都市に広く分布しています。また、北海道域FM局の難聴取地域対策で、これらを再送信しているコミュニティFM局もあります。(例・室蘭市のFMびゅーはFMノースウェーブを再送信)

■人口あたりの都道府県別コミュニティFM局数
全国平均は100万人あたり3局弱ですが、沖縄は13局もあります。2位はなんと鹿児島。局数は全国5位の15局あり、特に奄美大島にはコミュニティFMが4局もあって、島全体をカバーしています。大都市は軒並み下の方になっています。

■面積あたりの都道府県別コミュニティFM局数
1位はやはり沖縄ですが、人口あたりとは逆に2位東京、3位神奈川、4位大阪と大都市圏が上位に入ってきます。

ご覧頂き、ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

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