【2024年6月9日放送分 】ネタバレ by むー眠「みんなのサンデー防災」
- matsuji8
- 2024年7月6日
- 読了時間: 3分

こんにちは。ネタバレ記者のむー眠です。今回は2024年6月9日放送分を聴いた番組ファン代表として、内容メモとか感想とかを皆さんにシェアします!!
【6月9日分のネタバレ! by むー眠】
まずは、目黒教授が過去の防災を分かりやすく解説してくれるこのコーナーから!
1. 防災365
今回のクローズアップは…
●1896年6月15日の明治三陸地震
●1978年6月12日の宮城県沖地震
についてです。
〜365メモ〜
○明治三陸地震では揺れ自体はたいしたことがなかったが、揺れの割に大きな津波がきて、東日本大震災のときの直接被害者よりも多くの方が亡くなった。
○宮城県沖地震では28名が亡くなったが、そのうちの18名はブロック塀が倒れて下敷きになり亡くなった。
○この地震の被害を受けて、1981年に建築基準法の改定がなされた。
○宮城県沖地震は、昭和以降において50万人以上の大都市が直下型地震の被害を受けた最初の地震となった。
○都市では特にライフラインが重要となる中で起きた地震で、ここからライフライン地震工学という学問分野が始まった。
○ガスの供給をブロック化することの重要性が認識され、採用されるきっかけとなった。
〜365の感想〜
阪神淡路大震災のときに旧耐震・新耐震という言葉をよく耳にしましたが、それはこの宮城県沖地震のときにできた基準だったのですね。
日本では昔から数多くの災害が起きてきましたが、そのたびにその教訓を生かし、または同じ過ちを起こさないようにと、人々が試行錯誤してきたのだということをこの番組を聴き始めてよく感じるようになりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次は、目黒教授とゲストの防災対談コーナー!
2. サンデー防災Open Lab
ゲストは、一般社団法人食農研 代表理事
大島佳季雄さん。
今回は
●食農研は、食料自給率の向上をテーマに13年ほど前に立ち上がった団体。
●もともと食の専門家ではなく、知り合いの先輩のお手伝いをするうちに日本の食や農業の問題が将来的に非常に深刻であると気が付き、一次産業の振興にこれからの自分の時間と人生をかけて取り込もうと決意した。
●農家の方が苦手としているSNSの活用やダイレクトのマーケティングなどを、それを専門としている事業者の方と連携し実行している。
●防災食に関しても、地域の米で地域の缶詰を作り、地域の会社や自治体などで使ってもらえる仕組みを考えている。
●フードロス問題への取り組みとして、食品ロスを炭化装置にかけて炭化し飼料・肥料に活用するということを地域ごとに取り組んでいる。
●国を守ることは食を守ることだと考えているので、食料自給率100%を目指して頑張りたい。
などのお話でした。
〜Labの感想〜
食の問題はとても身近であるのに、普段それほど考えることがなく「国を守ることは食を守ること」「食とエネルギーがなければ人は生きていけない」という言葉は心に残りました。
日本は食料自給率が低いと習っているのにそれほど真剣にはとらえず、災害などの緊急時にスーパーの棚から物が少なくなり初めて自覚する、なんていうことありますよね…
食料自給率を上げる為にこうして活動してくださっている方がいる、ということを今回知ることができました。
【ラジオ「みんなのサンデー防災」リスナー代表の「むー眠」さんのリポートでした。ぜひラジオでもお楽しみください!…次回もお楽しみに!】
#みんなのサンデー防災

Comentarios