【2024年6月16日放送分 】ネタバレ by むー眠「みんなのサンデー防災」
- matsuji8
- 2024年7月9日
- 読了時間: 4分

こんにちは。ネタバレ記者のむー眠です。今回は2024年6月16日放送分を聴いた番組ファン代表として、内容メモとか感想とかを皆さんにシェアします!!
【6月16日分のネタバレ! by むー眠】
まずは、目黒教授が過去の防災を分かりやすく解説してくれるこのコーナーから!
1. 防災365
今回のクローズアップは…
●1964年6月16日の新潟地震
●1990年6月21日のイランのマンジール地震
についてです。
〜365メモ〜
○新潟地震は、液状化現象が起きたことで有名な地震。液状化現象自体は以前からあったが、この地震がきっかけとなり世界に知れ渡るようになった。
○地震のあったマンジール地域では、組積造(そせきぞう)の建物が多く、特に日干しレンガを使って家を建てている。
○日干しレンガは焼いたレンガよりもお金がかからず、日射量の多い地域では簡単に作れて断熱性も高く、平時には住みやすいが地震の揺れなどには弱い。
○組積造の建物には以下のような特徴があり、同じくらいの建物被害であっても死傷者が多くなってしまう。
1.建物が脆く瞬時に壊れるため、避難の時間が与えられない。
2.木造にはある柱や梁などがないため、壊れた時に生存空間となる隙間ができない。
3.大量の土埃が発生するため、揺れで助かっても空気が吸えない。
〜365の感想〜
今回の放送では『組積造』という言葉や、その地域に多い建物とその長所・短所などを知りました。
国や地域ごとにそれぞれの事情があるとは分かっていても、海外の災害などの映像でこなごなに崩れた建物やそれによって亡くなった方の数などを知ると、もう少し頑強な建物であったら、、と思わずにはいられませんでした。
ただそこには、地震の揺れには弱くても、平時においては安価で断熱性も高く住みやすい、というような事情もあると知りました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次は、目黒教授とゲストの防災対談コーナー!
2. サンデー防災Open Lab
本日は、スリランカのセレスティアアーユルベーダリゾートホテルから、
ホテル経営者チャンダナ・シルバさんのご協力による
スマトラ地震で被災されたホテルマネージャーさんのお話です。
今回は
●前の日に皆でバーベキューをしていた。酔っぱらって寝ていたが起こされ、その瞬間に水が来た。最初は家の上にある水のタンクが落ちてきたと思った。
●その後、水が下から来ていて上に運ばれていると気付いた。水は黒っぽく、人の頭とかが流れているのが見えた。
●逃げようとしたがどこに逃げていいかわからず、どこからか流れて来たボートに捕まった。外国の人などが屋根の上にいっぱい立っていた。
●津波という言葉がでてきたのは一日後のこと。スリランカの昔話に海から水が来る話があるが津波のことは知らず、初めての経験だった。
●その後は、津波が来た時に逃げる道を造ったり、新しくホテルを建てる際には海から15mまでは建てない、などの対策がされた。
●もう大丈夫だと安心して荷物や魚などを取りに戻ったりしなければ、かなりの人が助かったかもしれない。安易に安心してはいけないと伝えたい。
などのお話でした。
〜Labの感想〜
今回はオープニングから、スリランカと東京のスタジオとを繋いだZoom収録で驚きましたが、Open Labもスリランカから届いたお話でした!
スマトラ地震体験者の方からのお話は臨場感があり、地震のあとに50㎞離れたキャンプまで歩いたというお話には驚きました。ですが基本的なことや注意すべきことなどは、日本もスリランカもあまり変わらないのだなとも思いました。
リゾート地などに旅行に行けばつい浮かれてしまいますが、旅の前に現地の情報を少しでも入手しておくことが必要なんですね。
【ラジオ「みんなのサンデー防災」リスナー代表の「むー眠」さんのリポートでした。ぜひラジオでもお楽しみください!…次回もお楽しみに!】
#みんなのサンデー防災

Comments